プラ製ストロー廃止の流れについて思うこと

 

ずいぶんと前ですが化粧品に配合されるシリコーンが環境に与える影響を調べた時、シリコーン企業の研究員の方に話聞き、海に放出されたシリコーンはどうなるのか訪ねたところ、最終的に海の砂の一部になるとの答えでした。
 
フランスの化学論文ではシリコーンは魚やプランクトンに対する影響が懸念されるといったことも記されていてシリコーンを食べたプランクトンを魚が食べ、それをやがて人間が食べてといったことの影響は現時点では分析、解明が進んでおらず、いまだに正確なことはわからないと言います。
 
スターバックスやマクドナルド、台湾や欧州のプラ製ストロー廃止の流れとても大きな英断で我々はそのことを支持します。大企業や国レベルでこういったことを行うことは社会的にもインパクトがあって大変良いことだと思うからです。

 

 
今度リリースするシャンプーの容器でバイオマスプラスチック容器を採用しようと試みましたが、デザインの選択肢が少なかったことが大きな原因で採用を却下いたしました。製作コストは5〜6倍なのでそこらへんも浸透しない理由の一つといえそうです。
 
再生利用関連のプラスチックを調べたところ生分解性プラスチック(使用するときには従来のプラスチック同様の性状と機能を維持しつつ、使用後は自然界の微生物などの働きによって生分解され、最終的には水と二酸化炭素に変換されるプラスチック)なるものもあり、もっと注目されても良いのではないかと考えていますが,これも廃棄場所により、うまく分解されない場合もあるとのことなので。。
 
またデザインの力でストローの機能を蓋や容器と一体化させる、より効率のいい容器の提案もこれから加速し、バリエーションが増えてくればこれも面白いですね。ここら辺の流れは化粧品の容器にも同じことが言えます。

 

 
我々が普段、何気なく扱っているものはどこからきて、最終的にはどうなるのか?生活からくる行動パターンがどのように環境に影響を与えているのか?これらの科学的な調査が今後のテクノロジーの進化や調査手法の確立で解明されると消費者の理解も進み行動も変化していくものと考えます。
 
我々の企業は小さく、環境に与える影響は少ないかもしれませんが、環境負荷を考えた成分選定、容器選定などできることから今後さらに進めていきたいと考えています。